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内藤まさを句碑

「風切れの 紅葉なお舞う 崖の天」

江戸時代の頃より、もみじ谷は多くの歌人や詩人の吟行地として好まれました。
この句碑は、長年「三重俳句」を主宰した現代詩人「内藤まさを」が当地で行われた句会に参加した際に、嵐の中で詠んだ句です。
これを雑誌で知った水沢出身の猪熊信行氏によって碑が建立され、碑文は内藤まさを本人の自筆となります。

この地には、訪れた文人墨客による数々の名歌が残されています。
津の藤堂藩の儒臣で詩文家であった斎藤拙堂は、政9年(1826年)に雅友らと来遊し「山房観楓記」を記しました。
鈴鹿市石薬師出身の歌人、佐々木弘綱(信綱の父)は、明治12年(1879年)に「もみじ谷にて」と題して「とくおそき 色はあれども 打ちわたす 谷間はすべて 紅葉なりけり」
と詠んでいます。

内藤まさを句碑

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