「神明帳考証」は、足見田神社の祭神を日本武尊として、古事記に見える三重の地名起源を記して、理由としています。
日本武尊が東国蝦夷平定の帰路、この地に立ち寄り「吾が足は三重にまがり如くしていとつかれたり」と言ったことから、三重の地名がこの足見田から出たと記しています。
「勢陽五鈴遺響」は、祭神を日本武尊とすることには、従い難いとしています。 年間を通じて多くの祭事がありますが、7月31日に行われる「水まつり」は、享保5年(1720年)を創始とする、雨乞いの祈願の祭りで、その際に奉納される「お諏訪おどり」は四日市市の無形文化財に指定されています。
写真は足見田神社内にある、「御池」