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寺里神明社跡

応永28年(1421年)、かつてこの地にあった光明寺の守護神として、八王子社、加茂社、本社神明宮、天白社、土御前社の寺里五座が鎮座していました。
明治43年(1910年)に足見田神社に合祀され、山之坊の旧跡はいつしか崩れて往時を偲ぶものは数少なくなり、今では本社神明宮跡に一対の石灯籠と石鳥居、石段のみが残されています。

合祀祭の記念に建てられた石碑には
碑表に
「村社寺里神明社舊跡」
碑裏には
「當神社ハ勧奨励ニ依リ明治四十三年三月十日ヲ以テ延喜式内村社足見田神社ヘ合祀シ奉リ併セテ永久記念ノ為メ茲ニ碑ヲ建ツト伝爾。明治四十五年二月建之
建碑委員(四名)賛成者(二十一名)」
と氏名が並列されています。

石灯籠には
「文化四年(一八一七年)丁丑四月」
と刻まれています。

寺里神明社跡

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